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コロナ禍にあって、こどもたちの健やかな成長を願う
2022年6月11日
厚生労働省は、就学前の子どもについてはマスク着用を一律には求めないと発表しました。
また屋外で会話の少ない場面では熱中症対策のためにマスクを外すことが好ましく、登下校時のマスクも着用しない方針を発表しましたね。
けれども、二年以上にわたって感染対策を講じた新しい生活様式が定着してしまい、登下校でもなかなかマスクを外さない小学生を見かけます。
マスクをすることで子供の口呼吸が定着したり、保育園の小さい子は口元から表情を読み取ったりしにくくなるとの報告もあります。
マスク着用はあくまで感染症流行に対する非常事態の手段なので、マスクをすることで子供の成長に及ぼすマイナス面を考慮して、やりすぎてる部分は適切に修正していかないといけないと感じています。
地域の歯科医として気になることは、歯科健診で見かける子供の立ち方と表情です。
園内でマスク着用をしている場合は、子供らしい生き生きとした表情が少ない印象がありました。
立ち方は、今にはじまったことではないのですが、まっすぐ立つ子よりも片足重心、猫背、首がどちらかに傾いている子が目立ってきたなあという印象です。家にいる時間が増えたことと関係あるのでしょうか?
感染対策をしてコロナを抑制していく時期は過ぎ、ウィズコロナの時期になっています。
日本の未来の担い手たちが、心も体も健康に成長するために何が必要なのかよく見極めて、学校生活の方針としていきたいところですね!
今年は課外活動も修学旅行も充実したものとなりますように。友達と楽しい経験がたくさんできますように!」