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暑中お見舞い申し上げます
2016年8月2日
夏らしい暑い日々が続きますね、ご無沙汰しております。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
子供たちは夏休みに入り、遊びモード全開ですね。
キャンプやお祭り、楽しいイベントがいっぱい。
大人も夏休みがほしい~~。
夏休みに入ったばかりの日曜日に研修会があり、子供に「夏休みなのに!」と怒られつつ参加してきましたので、今日はその感想を書いてみたいと思います。
研修会というのは訪問診療にかかわる大事な講習でして。
国は、近年訪問診療を推進しようとしていますが、それは増え続ける医療費に対して歯止めをかけたいという強い思惑があるようです。
現在の医療費は40兆円、そのうち5兆円は透析に使われています。(歯科は4兆円)
高齢者はまだまだ増えていくので医療費は今後とも増え続けていきます。
対して税金を納める働き手は少子高齢化のため、だんだん減少していきます。
2040年には老年人口は全人口の約50%を占め、対して生産人口は40%ほどのなると推測されているそうです。
この数字を聞いてショックでした。
医療も介護も、今後「予防」にシフトしていかないとたちゆかなくなってくるのです。
病気になる前に予防する。
病気になっても重症化することを予防する。
介護が必要になっても軽くで済むように予防する。
歯科も、虫歯や歯周病の予防はもちろん、
「年をとってからもしっかり噛める」
「自分でおいしくご飯が食べられる」
支援をしていくことで国民の健康向上に貢献できるのです。
噛む、飲む、話す機能低下の予防ということも真剣に考えて取り組んでいかねばならないなと切に思いました。
夏もまだまだこれから。体調に気を付けて楽しく夏を過ごしましょう!
